【東海エリア】レトロ&ロマンの旅。明治・大正・昭和時代が知れるおすすめスポット

愛知
掲載日:2021.05.28
【東海エリア】レトロ&ロマンの旅。明治・大正・昭和時代が知れるおすすめスポット

※情報は取材時のものです。
ご利用の際には、各施設・各店舗の最新情報をご確認ください。

東海エリアには、明治・大正・昭和のそれぞれの時代をテーマにした施設があります。

愛知県犬山市にある「博物館 明治村」。岐阜県恵那市明智町にある「日本大正村」。愛知県北名古屋市にある「昭和日常博物館」。各施設では、それぞれの時代を色濃く体感することができます。

おでかけスポットとしてはもちろん、それぞれの時代を学べるスポットとしてもおすすめです。楽しみながら歴史を学んでみませんか?

名建築が移築・保存されている野外博物館
「博物館明治村」

博物館明治村

フランク・ロイド・ライト設計の名建築「帝国ホテル中央玄関」

ステンドグラスが美しいゴシック建築「聖ザビエル天主堂」

愛知県犬山市にある「博物館 明治村」。明治時代の建築をメインに、大正時代や昭和初期までの名建築が移築・保存されている野外博物館です。

「取り壊しの運命にあった近代建築をなんとか救いたい」という想いからはじまった、明治村。帝国ホテルも、夏目漱石の家も、この施設がなければ取り壊される運命でした。

移築する際は、ひとつひとつていねいに解体をし、部材には番号をつけて運び、立て直しをしています。それほど、明治村は貴重な明治の建物を後世に伝えている場所なんです。

日本で初めて開通した市内電車「京都市電」

明治村では、入鹿池に面した風景の美しい100万平方メートルの丘陵地に、国の重要文化財に指定された11件を含む67件の建造物を展示。その敷地面積は広大で、日本で3番目の広さを持つ野外テーマパークです。

ドラマや映画などのロケでも多く使われ、まるで明治時代へタイムトリップしたかのような風景が広がります。

村内には、明治時代風ドレスや矢絣・袴姿に着がえて、記念撮影を楽しめる「ハイカラ衣装館」もありますよ。

さらに、ここでしか食べられない「明治のグルメ」も魅力!日本初のカクテル「デンキブラン」や文明開化の象徴「牛鍋」など、明治村ならではのグルメをお楽しみください。

【博物館明治村】
住所  :愛知県犬山市字内山1番地
営業時間:公式Webサイトにてご確認ください
定休日 :公式Webサイトにてご確認ください

http://www.meijimura.com/

町全体がそっくりそのままテーマパークに
「日本大正村」

日本大正村

日本大正村役場

大正ロマン館

岐阜県恵那市明智町にある「日本大正村」。1989年(昭和63年)に恵那郡明智町の町おこしとして構想・立村されました。

ここは、一般的なテーマパークとは違い、町全体がそっくりそのままテーマパークに。古き時代の町並みをまるごと保存しており、重厚な造りの村役場や、土蔵造りの資料館、町のいたるところで大正文化と出会えます。

大正村の入口にある「大正村浪漫亭」は大正時代を知り、見て、味わい、楽しめる場所として、平成28年10月27日にリニューアルオープン。中には飲食テナントや地元特産品の直売所などが入っています。

大正村浪漫亭では、「矢がすり袴着用体験」として衣装をレンタルすることも!

大正時代の雰囲気が色濃く残っている「大正路地」。土地の素封家の年貢米を納めた米蔵と、江戸時代から続く呉服屋の蔵にはさまれた路地で、蔵の白と黒のコントラストが特徴的です。大正時代へタイムスリップしかのような気分が楽しめます。

その他にも、大正モダンイメージをした洋風建築「大正ロマン館」、貴重な資料が見られる「日本大正村資料館」、カフェ「大正村浪漫亭」など、みどころ満載。

大正時代にタイムスリップした気分で、散策にしに訪れてみてくださいね!

【日本大正村】
住所:岐阜県恵那市明智町456番地(日本大正村観光案内所)
※天候やメンテナンスによりクローズする場合もありますので、事前にお問い合わせください。
http://nihon-taishomura.or.jp/

昭和時代の暮らしを知ろう!
「昭和日常博物館」

昭和日常博物館

昭和日常博物館

昭和日常博物館

約60年という年月で日本の暮らしが大きく変化した、昭和時代。

特に昭和30年代は、テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの電化製品が普及し、薄暗い裸電球から白々とした蛍光灯へ変化するなど、最も変化の激しかった時代といえます。

そんな昭和時代の暮らしについて展示・保存しているのが、愛知県北名古屋市にある「昭和日常博物館」です。昭和時代を過ごした方には懐かしく、以降の年代にはレトロで新鮮。昭和時代の暮らしを知れると、幅広い世代に親しまれています。

昭和日常博物館

昭和日常博物館

昭和時代の暮らしが実物大で再現されているコーナーも。

こちらは、昭和20〜30年頃の北名古屋市の農家をイメージしたもの。ちゃぶ台を囲んで食事をするようになったのは、明治時代以降なのだそう。

昭和日常博物館

昭和日常博物館の地下1Fには、クラシックカーやバイクがずらり。

昭和30年代後半から昭和40年代前半にかけて、「新・三種の神器(3C)」と称された「自動車(Car)」「クーラー(Cooler)」「カラーテレビ(Color television)」が新たな暮らしの必需品となりました。

昭和日常博物館では、そんな昭和時代の暮らしを楽しく学べます。こんなに貴重なコレクションを見学できて、入場料が無料とは驚きです。

年に3回開催されている特別展では、昭和時代をさまざまな角度から知ることができるので、訪れる度にまた違った発見がありますよ。

【昭和日常博物館(北名古屋市歴史民俗資料館)】
住所   :愛知県北名古屋市熊之庄御榊53
電話番号 :0568-25-3600
入場料  :無料

https://www.city.kitanagoya.lg.jp/rekimin/index.php

今回は、明治・大正・昭和のそれぞれの時代について知れる施設をご紹介しました。おでかけスポットとしてはもちろん、それぞれの時代を学べるスポットとしてもおすすめですよ!

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