加賀百万石を代表する高級食器・九谷焼を気軽に楽しめる「KUTANI SEAL(クタニシール)」

2019.4.24

日本を代表する高級食器「九谷焼(くたにやき)」を、「もっとみなさんの身近に」という想いから誕生したのが、九谷焼の転写ブランド「KUTANI SEAL(クタニシール)」です。手がけているのは、合同会社上出瓷藝。

 

クタニシールでは、和絵具を印刷した、かわいらしくておめでたい絵柄の転写シールを器に貼って焼き付けます。360年の歴史を持つ九谷焼の伝統と遊び心が、普段の生活を少しだけ賑やかに、そして楽しくします。

 

 

九谷焼とは?

 

九谷焼


そもそも九谷焼とは、石川県の南部でつくられている焼き物。九谷五彩といわれるガラス質の美しい絵付けが最大の特徴です。

 

今から約360年前に大聖寺藩の下で生産がはじまりましたが、50年で廃窯。その後、約100年がたち、再興され現在に至ります。50年で突然廃窯になった理由がいまだ定かではない、ミステリアスな歴史を持つ伝統工芸でもあります。

 

クタニシールの誕生

 

クタニシール

 

日本が抱えている問題の一つとして日本の伝統工芸の衰退が挙げられますが、九谷焼も同様に同じ問題を抱えています。九谷焼の生産量は年々減ってきており、家庭の食卓もそうですが、旅館や和食店でも九谷焼は影を潜めつつあります。

 

若い世代の方にももっと気軽に九谷焼を使って欲しい!そんな想いから誕生したのが、クタニシールです。

 

 

転写技術を生かして

 

 

 

 

 

金沢

金沢の尾張町にあるクタニシール直営店。


クタニーシール

 

九谷焼は本来、職人が筆で絵を描くものですが、あらかじめ印刷された文様をシールのように器に貼付け、製品を量産する転写の技術があります。

 

職人による絵付けを低コストで再現するための技術ですが、逆に転写にしかできない表現も。それを使って遊ぼう、というのが「クタニシール」なのです!

 

 

クタニシールを切って、貼って遊ぼう!

 

クタニーシール


クタニシールは、石川県と東京を中心に、各地のギャラリーやショップ、カフェなどでワークショップを随時開催しています。ワークショップでは、白い九谷焼の器に好きなクタニシールを貼って、自分だけのオリジナルの九谷焼が簡単につくれちゃうんです。

 

ただ、地域のよってはいつでもワークショップに参加できるわけではありません……。

 

そんな方たちにも楽しんでいただけるのが「KUTANI SEAL KiT (クタニシールキット)」です。ご自宅でつくった商品は、送り返すことで、後日焼いて自宅まで配送していただけるんです!

 

 

今回は、実際にオンラインで注文をしてクタニシールを体験してみました。

 

 

キット


注文したのは、クタニシール・キット 花型皿(¥3,500 税抜)。中には、花型皿(1枚)、絵柄シール(1枚)、文字シール(1枚)、 ヘラ(1個)、キッチンペーパー(1枚)、説明書(1枚)、ゆうパック送り状(1枚)、梱包材(2枚)が同梱されています。

 

クタニーシール

 

今回は、小ぶりな花型皿で挑戦です!さて、どんなのができあがるでしょうか。


 

絵柄もユニークでかわいいものばかり。文字シールを切れば、名前やメッセージだって入れられちゃうんです。お子さまと一緒に楽しんだり、プレゼントに贈ってもいいですよね。

 

 

最初に用意するものは、ハサミ(またはカッター)・水の入った浅い容器・ピンセット(あれば便利)です。

 

まずは、絵柄シールから切っていきます。

 

 

目安としては、黄色い部分が少し残る程度に切ることがポイント。一通り、切り終えたら準備完了です。

 

どんなデザインにしようかな?と考えてから貼ってもいいですし、とりあえず思うままに、貼りすすめてもOKです!

 

筆者はどんどん貼っていきたいタイプなので、貼りながらデザインを考えることにしました。

 

 

貼りたい絵柄を決めたら、1、2分ほどシールを水にひたします。台紙から絵柄がずれるように動いたら、貼り時なのだそう。

 

 

台紙ごと、シールを貼りたい位置に置き、スライドさせるように台紙を引き抜いて貼ります。このとき、なるべく空気が入らないように貼るのがきれいに仕上げるポイントです!


 

シールが濡れているあいだは、少しだけ動かせるので、理想の位置を決めたら、キッチンペーパーとヘラで水気と空気をかき出します。

 

 

この作業は、きれいに焼き上げるための重要な行程なので、しっかりとシールが完全に動かなくなるまでやります。

 

このとき、あまり力を入れすぎると破れてしまうので注意が必要です。

 

 

その後も順調にペタペタと貼っていきます!

 

貼りきれなくなったシールは裏側へも貼ります。こちらもよく空気と水気を抜いて……。

 

 

じゃーん!完成しました!

 

今回は、社内のスタッフに日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼント。

 

クタニーシール

 

裏側はこんなかんじで、名前を入れました。

 

なかなかいい感ではないでしょうか。作業時間はおよそ40分ほど。これなら、お子さまもご自宅で簡単に遊びながら、伝統工芸を体験できますね!


 

できあがったものは、梱包をして送り状を書き送ります。およそ、2〜3週間で焼き上がり、自宅に届けてくれます!

 

できあがりがとっても待ち遠しいです!。

 

 

クタニシール

 

自宅にいながらも、簡単に楽しめる「クタニシールキット」。九谷焼は敷居が高いと感じる方も、まずはクタニシールから、九谷焼の良さを知ってみてはいかがでしょうか。オンラインでは、クタニシールの商品も購入できるので、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

【クタニシール】
販売元:合同会社上出瓷藝
オンラインショップ:http://www.choemonshop.com/seal/kutaniseal.html