【後編】酵素玄米を毎日の暮らしの中に。「酵素玄米Labo」
目次
酵素玄米がおいしく早く炊ける
「Labo炊飯器」のポイント
続いて、エンジニアの畔柳(くろやなぎ)さんに、「Labo炊飯器」のポイントを教えていただきました。
ポイント① 水分と温度管理を、きめこまやかに自動制御
酵素玄米をつくるにあたってとても難しいのが、熟成時の温度と水分管理なのだといいます。
畔柳さん:「酵素玄米を熟成させる上で重要なのは温度です。そして、最適なもちもち熟成にするポイントは水分の調整です。長岡式酵素玄米の場合、保温ジャーが酵素玄米専用ではないので、水分の調整がうまくできないという課題がありました。密閉状態になっているので、炊いてすぐは水分でベタベタになってしまう。時間が経つと、水分が抜けすぎて乾燥しすぎてしまう。
「Labo炊飯器」は、保温時の水分と温度を自動で調整します。炊いてすぐの場合は、水分をたくさん逃して、時間の経過とともに水分を逃さないようにプログラムしているんです。さらに、温度と熱量が調節可能な「おこのみ設定」を選択すれば、お米の種類や好みに応じた熟成具合がお楽しみいただけますよ。」
ポイント② 人にも、お米にも優しいヒーター式を採用
「Labo炊飯器」の開発段階からのこだわりのひとつが、IHではなく、電熱ヒーターを使って炊くマイコン式であるということ。
畔柳さん:「最初の開発段階からこだわったのが、非IHであるということです。「Labo炊飯器」は、電磁波の影響が心配な方にも安心してご使用いただけます。内なべの丸みある形状と炊飯技術により、全体に熱が伝わりにくい・炊きムラがあるなどの一般的なヒーター式のデメリットを解消しました。丸みのある形状により円を描くような熱対流が発生し、酵素の活性化を促し、炊きたてでも柔らかく、甘みのある酵素玄米に仕上がるんです。
また、一般的な炊飯器では1.4気圧ほどですが、「Labo炊飯器」は1.8気圧。圧力鍋よりも少し高い気圧に設定しているので、中までしっかりと火を通すことができるんです。」
ポイント③ 業界初の「低温仕込モード」
「Labo炊飯器」は、酵素玄米だけでなく、発酵食品づくりや、コンフィやローストビーフなどをつくる際に低温での調理ができる「低温仕込モード」も搭載されています。
畔柳さん:「「Labo炊飯器」でつくれるのは、酵素玄米だけでありません。「低温仕込モード」で、温度(25度~70度)と時間(1時間~48時間)を設定することで、パンの発酵、醤油麹・塩麹・甘酒、ヨーグルトなどの発酵食品をつくることもできます。
また圧力鍋のような調理も可能です。例えば黒豆は、通常は一晩水につけて豆を戻すところを、「低温仕込モード」で70度で豆をつけると1時間ほど戻ります。そして圧力の効果により、30分ほどで煮込みが完了します。酵素玄米用とは別に、調理用として複数台お持ちの方もいらっしゃいますよ。」
<Labo炊飯器のMENU一覧>
・酵素玄米モード
・酵素玄米早炊きモード
・玄米がゆモード
・甘酒モード
・低温仕込みモード
・白米モード
・白米早炊きモード
・白米がゆモード
・炊込みモード
・調理モード
まさに酵素玄米のために誕生した「Labo炊飯器」。これだけの機能が付いているにも関わらず、ボタン1つで操作できるのも魅力です。
また、酵素玄米・玄米85分(4合の場合)、玄米早炊65分(4合の場合)と短時間調理できるので、忙しい毎日の中でも手軽に酵素玄米を取り入れることができます。