【スウェーデンの暮らし】スウェーデンで一番有名な男の子のデザイン「Solstickan(ソールスティッカン)」

スウェーデン
掲載日:2020.11.24
【スウェーデンの暮らし】スウェーデンで一番有名な男の子のデザイン「Solstickan(ソールスティッカン)」

シンプルで機能的なスタイリッシュなアイテムが多く並ぶキッチン、テーブルウェアショップ。そこで見つけた、とってもオシャレな「あの」用品。見た目がスタイリッシュすぎて、筆者は手に取って思わず店員さんに何に使うものか確認してしまうほど。

今回はそんなギフトにも自宅用にも、インテリアとしても優れたスウェーデンならではのアイテムと、そこにあしらわれたスウェーデンで一番有名な男の子のデザインをご紹介したいと思います。

まずこの1枚目の写真。高級感のあるブラックにゴールドの立体的なプリントの施されたブリキの缶。これ、一体何だと思いますか?皆さん中身を想像してから読み進めて見て下さい。

缶を裏返してみましょう。

想像していた中身は何でしたか?

こちらの絵で何に使うかきっとおかわりになりましたよね!実はこの素敵な缶に入ったものはBRANDFILT(ファイアーブランケット)、火事になった際に使用して消火することが出来る、簡易消火用具です。ファイアーブランケットというと、やはり目立つよう真っ赤な袋に入ったものなどを連想しますが、こんなにスタイリッシュで高級感の溢れる缶でパッケージングしてしまえば、使うまでは素敵なインテリアとして使用出来ますし、ギフトとしてもいざという時の為に大変喜ばれると思います。

ちなみに使い方は、2本紐が缶から出ているのでそちらを両方同時にひっぱるとブランケットが出てくる仕組みとなっています。ファイヤーブランケットは耐燃性の素材で作られているので、火に被せると消火する事ができます。

店頭には白と黒がありましたが、カラーバリエーションは他にもゴールドやシルバー、赤にシルバープリントなど色々とあるようです。価格は445クローナです。(現在のレートで約5000円)

Solstickan(ソールスティッカン)

こちらはゴールド、写真は公式販売サイトより。購入する際には、このようにギフト用にもピッタリなしっかりとした箱に入れてくれます。

Solstickan(ソールスティッカン)

こちらは更にBrandsläckare(消火器)。これが思わず店員さんに何に使うものか聞いてしまったもの。見た目から消火器かな……?とは思ったのですが、消火器にしてはデザインが素敵すぎるし、キッチン用品店に置いてあったので「ビールの泡を作るガスボンベかな……?」などと想像してしまいました。

こんなモダンなデザインの消火器は初めて見たのですが、皆さんはどうですか?これもインテリアのひとつとして、使用しない時には楽しめてしまいそうですね。店頭に置いてあったものの容量は2キロとなっていますが、4キロもあります。こちらも高級感溢れる仕上がりのデザインで795クローナから。(現在のレートで9000円ほど)

Solstickan(ソールスティッカン)

こちらは公式販売サイトのイメージより。カラーは”スティール” デザインエディションでフルボデイシルバーとなっています。このような無機質なテーマの部屋に置いても「消火器です!」などという主張をせずに置くことが出来ます。こちらは限定カラーとなっており、1459クローナ。(約17,500円)

Solstickan(ソールスティッカン)

こちらは白にゴールドのタイプ。清潔感があって白を基調としたお部屋にピッタリ。最初に紹介したファイヤーブランケットと揃えたデザインで。こちらは995クローナ。(約12,000円)

Solstickan(ソールスティッカン)

店頭には、ファイヤーブランケットや消火器の他にも火災の時用のセーフティグッズをはじめ、鍋つかみやクッションカバー、トートバッグなどをはじめとしたテキスタイルに、マッチケースなどもありました。

公式販売サイトの方には更にたくさんのラインナップが並び、コーヒーを入れる缶からクラシックタイプのキャンドルにマッチ、テーブルクロスやドアハンガーなどなど、どれも素敵なデザインが揃っています。

Solstickan(ソールスティッカン)

こちらはドアハンガー。写真は公式販売サイトより。黒い方には「GLÖM INTE SLÄCKA LJUSEN!(キャンドルを消すのを忘れないで!)」、白い方には「GLÖM INTE (忘れずに)」というメッセージがキャンドル、アイロン、コーヒーメーカー、オーブンの絵と共に書いてあります。「キャンドルを消すのを忘れないで!」のサインは、日常的にキャンドルをよく使用するスウェーデンならではですね。

さて、このすべての商品にデザインされている男の子のキャラクター。実はスウェーデンでは大変有名なものなんです。筆者がまだスウェーデンへ引っ越して来て間もない頃にこの男の子を絵を見て「あ、これは〇〇の男の子の絵だな」とわかるほど。

Solstickan(ソールスティッカン)

こちらはまた別のお店で見つけたのですが、ここにも同じ男の子モチーフのマッチケースが。

この男の子はSolstickan(ソールスティッカン)のマッチ箱に描かれている男の子で有名です。Solstickanのマッチは、スーパーなどで手軽に購入することができるので、スウェーデンへ来たばかりの頃もよくお店で見て覚えていました。

Solstickanとは、困っている子供たちを支援するために1936年に設立されたスウェーデンの慈善団体です。長年にわたり、このスウェーデンで最も有名なマッチボックスが購入されたお金が資金となり財団を支えてきました。そのマッチ箱に描かれているのが、この男の子の絵。スウェーデンで最も有名と言ってもおかしくないこの男の子の絵は、1936年にアーティストのEinar Nermanによって描かれ、そして彼の息子がペイントしました。この男の子はSolstickepojken(ソールスティッカンの男の子)と呼ばれ、古くから国民に親しまれています。

その男の子の絵をモチーフにした商品を展開しているのが、今回ご紹介した商品をデザインして販売しているSolstickan Design。収益の一部でSolstickanの資金をサポートし、子供たちや高齢者を支援しています。

Solstickan Designの公式販売サイトで、今回ご紹介した以外にも様々なスタイリッシュでモダンなデザインの消火用品やキッチンまわり、テキスタイル用品などをご覧になれます。

公式販売サイト
Solstickan Design
Instagram
Solstickan Design (@solstickandesign)

今回ご紹介したSolstickan Designのスタイリッシュな消火用品と同じ場所に、以前こちらの記事でご紹介したEldstickanのマッチも置いてありました。Solstickanの男の子とマッチと一緒に。

以上、スウェーデンで一番有名な男の子、「Solstickanpojken」をあしらった大変モダンなデザインの消火用品でした。

愛知県稲沢市出身。2007年1月よりスウェーデン在住。日本でプロボーカリストとして音楽活動に励んだのち、現在はフリーランスデザイナー、ライターとして活動中。スウェーデンから、リアルな北欧の暮らしを季節の写真とともにお届けします。

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