名古屋・松坂屋美術館で開催中の「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」に行ってきました。

愛知
掲載日:2019.02.06

第3章「アーツ・アンド・クラフツ運動」

C・F・A・ヴォイジー《地主の庭》1896年(デザイン)・1898年(印刷) ©Sanderson
C・F・A・ヴォイジー《地主の庭》1896年(デザイン)・1898年(印刷) ©Sanderson

第3章「アーツ・アンド・クラフツ運動」では、モリスに影響を受けたデザイナーたちによる壁紙を中心に、19世紀末〜20世紀はじめにかけての壁紙が紹介されています。中世の手仕事の素晴らしさを学び、美しく有用なものをつくることによって、生活と芸術を一致させようとするモリスのデザインの思想と実績は大きな影響力を持ちました。

1880年代には、アーツ・アンド・クラフツ展覧会協会をはじめとするデザイナーの団体が組織されました。その展覧会を通じて生活の中の芸術をめざすアーツ・アンド・クラフツは、国際的な規模で広がっていきます。

ピュアモリス

ピュアモリス

ピュアモリス

章の最後に展示されたのは「ピュアモリス」コーナー。モリスが亡くなってから約120年たちますが、彼のデザインは世界中で愛されています。もし今、モリスが生きていたら、どんなデザインを発表するのか。モリスのデザインをモノトーンにした現代的な空間の提案です。

※こちらのコーナーは撮影可能です

スポット詳細

【展覧会情報】

展覧会名:サンダーソンアーカイブ
     ウィリアム・モリスと英国の壁紙展 〜美しい生活をもとめて-
会期  :2019年1月2日(水)〜 2月17日(日) 会期中無休
開館時間:10時〜19時30分
     ただし、最終日2月17日(日)は18時閉館(いずれも入館は閉館30分前まで)
入館料 :一般1,000円(800円)/高・大生800円(600円) 中学生以下無料
     ※( )内は前売り・団体割引料金
     ※団体は10名様以上
     ※障がい者手帳・特定疾患医療受給者証をお持ちの方と付添の方1名様まで無料
     ※前売券は、チケットぴあ・サークルKサンクス(Pコード 769-367)、ローソ      ン・ミニストップ(Lコード 42156)、セブン-イレブン、ファミリーマート、      イープラスなどでも、2019年1月1日(火・祝)までお求めいただけます。
     ※コンビニエンスストアにてお買い求めいただいた前売券、当日券は松坂屋の契      約駐車サービスはご利用いただけません。
主催  :松坂屋美術館、朝日新聞社、メ〜テレ
特別協力:ウォーカー・グリーンバンク社
後援  :ブリティッシュ・カウンシル
協賛  :西川株式会社、マナトレーディング株式会社
協力  :日本航空、株式会社川島織物セルコン、リリカラ株式会社、リンデン株式会社

https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/exhibition/2019_william_morris/

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