スタジオジブリ作品の世界を表現した「ジブリパーク」内にある「どんどこ森」。
「どんどこ森」には、『となりのトトロ』に登場する「サツキとメイの家」、トトロの木製遊具「どんどこ堂」、お土産を購入できる「どんどこ売店」、飲み物や飴などが並ぶ「どんどこ処」があります。ちなみに”どんどこ”とは、サツキやメイ、トトロがまいた種の発芽を願って踊る“どんどこ踊り”に由来しているのだとか。
今回は「どんどこ森」の楽しみ方をお届けします。
目次
「どんどこ森」へのアクセスは?
ジブリパークは「愛・地球博記念公園(通称:モリコロパーク)」内にあります。
車の場合は「西口駐車場」がおすすめです。ちなみにどんどこ森にはロッカーがないため、西口休憩所のロッカーに預けましょう。(ロッカーは北口案内所にも有)
西口駐車場から日本庭園に沿って進むと「どんどこ森」に到着します。もしくは天気の良い日は、写真のように森の中の散策路を通っていくのもおすすめ!
リニモ「愛・地球博公園駅」から「どんどこ森」へは、徒歩約30〜40分ほどかかるので、園内バスがおすすめ!「ジブリの大倉庫」付近にもバス停があります。
▼詳しくはこちら
https://www.aichi-koen.com/moricoro/riyouannai/parkmap/#root
細部までリアルに再現された
「サツキとメイの家」
受付でチケットを提示して、いざ「どんどこ森」エリアへ!
「サツキのメイの家」への入場は指定時間の30分後まで、「どんどこ堂」のある裏山へは指定日中ならいつでも入れるので、先に「サツキのメイの家」を見学しましょう。
昭和30年代初め頃の懐かしい世界感
建物もお庭も、物語の舞台である昭和30年代初め頃の懐かしい世界感を表現しています。『となりのトトロ』の世界に迷い込んだかのような感覚に。
「文化住宅」「洋館つき和風住宅」などと呼ばれるこの建築様式は、昭和初期に中産階級の家庭に普及したものなのだとか。環境をテーマとした2005年の愛・地球博のパビリオンとして建てられました。
考古学者のお父さんの書斎
まずは考古学者であるお父さん・草壁タツオの書斎へ!
メイちゃんが「お父さんはお花屋さんね」とお花を置いていたデスク。子どもたちの作品も飾られていました。
考古学に関する書物が、所狭しと積み重なっています。細部までとってもリアル!
草壁家の生活がイメージできる和室
縁側も和室も映画の世界そのもの!サツキやメイたちはここで暮らしていたんだな〜と、昭和30年代初め頃の暮らしがリアルにイメージできます。
「サツキとメイの家」のポイントは、押入れや引き出しなどを自由に開け閉めできること。
さっそく洋服タンスを開けてみてみましょう!
これはお父さんの帽子でしょうか?ここには何が入っているのかな〜と、とてもワクワクしました。
サツキが手紙を書いていた勉強机も。サツキのランドセルも置いてありました。
2階は非公開ですが、扉を開けると階段が。思わず「まっくろくろすけ出ておいで〜出ないと目玉をほじくるぞ〜」と歌いたくなりますね。
サツキがお弁当や朝食をつくっていた炊事場
サツキがお弁当や朝食をつくっていた炊事場もとってもリアル!実際にかまどに火を炊いて、煮炊きができるのだそう。
流しにも水が通っているので、実際に体験もできますよ!
台所の棚には、みんなのお弁当箱を発見!
お父さんの笑い声が聞こえてきそうな風呂場
お父さんの「わっはっはー」という笑い声が聞こえてきそうな風呂場。タイルの模様も映画通りに再現されています。
外に出て、建物の裏側へ
玄関から外に出て、建物の裏側にも行ってみましょう。
お父さんの書斎は外からも見学ができます。お絵描きセットはメイちゃんのものでしょうか。
縁側は外からも座れるので、記念撮影にぴったり。「これぞ日本の夏!」という一枚が撮れちゃいますよ。
おばあちゃんと洗濯をしていた井戸。井戸からも実際に水が出せます。
穴あきバケツもあるので、メイちゃん気分で撮影してみてくださいね!
こちらのどんぐりは、トトロたちの忘れ物でしょうか?!細部まで、ジブリファンにはたまらない仕掛けがふんだんに散りばめられています。
サツキやメイ、トトロがまいた種の発芽を願って踊る“どんどこ踊り”を踊りたくなるお庭。傘をもって踊ってみてくださいね。
階段を登って「どんどこ堂」へ
「どんどこ堂」へのアクセス方法は2種類。(「どんどこ堂」のある裏山へは指定日中ならいつでも入れます)
こちらは、サツキとメイの家の手前にある登山口。100段の階段を登ると「どんどこ堂」に到着します。
山の裏側からスロープカー「どんどこ号」で登る方法も!ベビーカーや車椅子の方、体の不自由な方が優先なので、譲り合って利用しましょう。
下山の際にも利用できます。
山頂にある高さ約5mもの巨大トトロ「どんどこ堂」は、木製遊具。小学生以下の子どもたちだけが、下のはしごを登って中に入って、遊ぶことができます。
ほぼ全てが土に還すことのできる天然素材で、日本の伝統的な工法を取り入れてつくられました。目と鼻は瀬戸焼、屋根は板ぶき、爪とひげは刀鍛治の職人さんがつくったのだそう。
お土産を購入できる「どんどこ売店」
「どんどこ売店」では、お守りや根付、御朱印帳など、ここでしか買えない限定グッズを販売しています。お土産にぴったり!
無料で利用できる「どんどこ処」へ
「どんどこ森」エリアの入口にある「どんどこ処」は、無料エリアなのでチケットがなくても利用できます。
「どんどこ処」でも、トトロのミニカリンバ、どんどこあめ、バードコールなど、ここでしかゲットできないグッズがあるので要チェックです!
今回は「ジブリパーク」内の「どんどこ森」の楽しみ方をお届けしました。所要時間は1時間ほどなので、他のエリアと合わせて訪れてみてくださいね。
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