【レポート】“アタラシイものづくりと出会う3日間”。工芸の未来を背負う、気鋭の気鋭のブランドに出会える第5回 合同展示会「大日本市」

去る2020年2月5日（水）〜2月7日（金）の3日間、天王洲アイルにあるB&C HALLにて第5回 合同展示会「大日本市」が開催されました。

昨年同様、大日本市へ行ってきましたのでその様子をご紹介していきます！

大日本市とは？

「大日本市」は、株式会社中川政七商店が主催する日本各地の工芸メーカーによる合同展示 会です。

”出でよ未来の一番星。作り手たちの登竜門。” をコンセプトに掲げ、見本市ではなくその場で注文できる商談会”を特徴としています。第5回となる今回のテーマは“アタラシイものづくりと出会う3日間”。大日本市に初出展となる21ブランドや今年デビューとなる8ブランドなど、全国各地から気鋭の55ブランドが一堂に会しました。

さっそく気になったブランドをピックアップしてご紹介していきます。

奈良藤枝珈琲焙煎所（奈良県大和）

奈良県で40年の歴史を持つ「奈良藤枝珈琲焙煎所」。奈良県内では誰もが知っている喫茶店の運営をはじめ、喫茶店やカフェにコーヒー豆を提供してきた老舗珈琲焙煎所です。

絵本から飛びでたような鹿の絵がなんともかわいらしく、発売以来大変人気を集めています。

奈良藤枝珈琲焙煎所の商品は、自宅用だけでなく贈り物として大変よろこばれます。商品にはそれぞれストーリー性のある鹿の絵が描かれているのも魅力的です。

夏には東大寺の近くに、喫茶店もオープンする予定なのだとか。今から開店が楽しみです！

【奈良藤枝珈琲焙煎所】
http://www.fujieda-coffee.co.jp/index.php

▼奈良藤枝珈琲焙煎所の記事はこちら

Life Designs（ライフデザインズ ）

2019.04.26

日常がほんの少し豊かになるコーヒー。奈良から「幸せの粒」をご家庭まで。『奈良...

https://life-designs.jp/webmagazine/fujiedacoffe

奈良県で40年の歴史を持つ「フジエダ珈琲」。奈良県内では誰もが知っている喫茶店の運営をはじめ、喫茶店やカフェにコーヒー豆を提供してきた老舗珈琲焙煎所です。そんなフジエダ珈琲が2015年より家庭向けの商品として展開しているブランドが「奈良藤枝珈琲焙煎所」です。絵本から飛びでたような鹿の絵がなんともかわいらしく、発売以来大変人気を集めています。今回は、奈良県の本社へ伺い、コーヒーのこだわり、開発エピソードなど、じっくりとお話をお聞きしてきました。フジエダ珈琲があるのは奈良県の北部、奈良県大和郡山市。本...

とりそらたかく（とっとり中部）

「とりそらたかく」は、鳥取県中部（倉吉市・湯梨浜町・三朝町・北栄町・琴浦町の一市四町を合わせた地域）と呼ばれている地方のつくり手さんが集まって発足したプロジェクト。

ここに暮らす人々が生み、育んできた食材や民芸品、伝統工芸品をとおして、この地の良さを全国に発信しています。

こちらは「いいだファーム」が栽培しているブラックベリーです。「農薬を使用しない」という大前提で栽培されたブラックベリーは、「鳥取県特別栽培農産物」にも登録されています。

冷凍のブラックベリーを試食させていただきましたが、甘酸っぱくてとてもおいしかったです。健康にもとってもいいのだとか。

【そらたかく】
https://www.torisoratakaku.jp/

POMATO＆キクノヤ（三重県）

続いては、三重県のブースから2店舗ご紹介します。

三重県多気町のトマト農家ポモナファームの加工ブランド「POMATO」のトマトケチャップです。希少価値のある「ルネサンス」でつくったケチャップは、酸味と甘みのバランスが抜群。トマトだけでつくられているとは思えないほど、濃厚な味わいのトマトケチャップでした。

お子さまにも安心して使っていただけます。

【POMATO】
https://pomonafarm.jp/

ライフデザインズでもライターとして寄稿してくださっている「キクノヤ」さんも出展されていました。

1934年（昭和9年）創業の和洋菓子店「キクノヤ」。味を引き継ぎながら三世代で丁寧にお菓子づくりをされています。

今回紹介されていたのは、デザイナーでもある四代目の知史さんがブランディングを手がけた、香りをまとう焼菓子「FLAVA（フレイヴァ）」。口に入れた瞬間の、ブランデーやフルーツなどの香りがポイント。お酒を使っているので、ウイスキーやお酒にもあう焼き菓子です。

パッケージもすてきですので、手土産としてもおすすめですよ。

【キクノヤ】
https://www.instagram.com/kikunoya1934/

▼キクノヤの記事はこちら

Life Designs（ライフデザインズ ）

2019.07.09

創業1934年。祖父から孫へ受け継がれる、やさしい味。「和洋菓子キクノヤ」

https://life-designs.jp/webmagazine/kikunoya

三重県鈴鹿市にある「和洋菓子キクノヤ」。地元の人々に80年以上愛され続けている和洋菓子店です。和菓子を担当するのは二代目の恒一（こういち）さん、洋菓子を担当するのは三代目の真治（しんじ）さん。そして、祖父の和菓子の味を引き継ごうと奮闘しているのが、今回お話を伺った小林知史（ちふみ）さんです。代々、やさしい美味しさを引き継ぎながら三世代でお菓子づくりをされています。「和洋菓子キクノヤ」とはキクノヤは、知史さんのひいお爺さんが1934年（昭和9年）に創業。菊屋というお店で修行をしていたことから、名前をい...

かもしか道具店（三重県菰野町）

「かもしか道具店」は、三重県菰野町、萬古焼の窯元・山口陶器が2014年に立ち上げた萬古焼ブランド。ものづくりの背景には、「産地を残したい」「菰野町を盛り上げたい」という代表の熱い想いがあります。全国のライフスタイルショップや、中川政七商店でも取り扱われています。

今回の展示会では新作がいくつか登場していましたよ！ぜひオンラインストアもチェックしてみてくださいね。

【かもしか道具店】
https://www.kamoshika-douguten.jp/

▼かもしか道具店の記事はこちら

Life Designs（ライフデザインズ ）

2019.01.18

300年の歴史。三重県菰野町の萬古焼を食卓に。「かもしか道具店」

https://life-designs.jp/webmagazine/kamoshika-douguten

三重県菰野町、萬古焼の窯元・山口陶器が2014年に立ち上げたブランド「かもしか道具店」。全国のライフスタイルショップや、中川政七商店でも取り扱われている、注目の萬古焼ブランドです。「かもしか道具店」のものづくりの背景には、「産地を残したい」「菰野町を盛り上げたい」という代表・山口さんの熱い想いがありました。今回は、ブランド誕生のきっかけから、おすすめの商品まで、じっくりとご紹介していきます。名古屋から車で1時間ほど。やってきました三重県菰野町。緑の田んぼの中に、リノベーションされた倉庫が姿をあらわ...

家事問屋（新潟県燕三条）

金属加工の一大産地として名高い新潟県燕三条。「ずっと使いたい」家事の道具を「ずっと」つくり続けているのが、「家事問屋」です。調理の基本となる道具を中心に、ステンレスやアルミを用いて、女性の使いやすさにこだわった製品をつくられています。

中でも人気なのが「ホットパン」。パンにお気に入りの具材を挟んでプレスして焼くだけで、まるで魔法がかかったようにおいしいんです。

筆者も愛用していますが、一度これの良さを知ってしまうと、もう手放せません。

家事問屋の商品は痒い所に手が届くものばかりです。ぜひこちらもチェックしていただきたいブランドの一つです。

【家事問屋】
https://kajidonya.com/