【代表インタビュー】お客様からの『ありがとう』が集まる森住建の家族が幸せになる家づくり
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忘れられないお客様からの言葉。
こうして着実にファンを増やしていった森住建ですが、お客様に言われた忘れられない言葉があると言います。
森社長:「森住建では「心ある仕事がしたい」という想いから、看板や野立て看板にも「心」という字を使っているんですが、一棟目のお客様から「あの心という字に騙された」って言われたことがあったんです。
それがもうショックでね。大工としてはプロだけど家づくりをはじめた当時の僕には、業者を取りまとめる力がなかったんです。
業者の仕事はそれぞれが責任を持ってやって当たり前だと思っていたので、「大丈夫?」と聞いて「大丈夫です」と言われればその言葉を信用していました。検査する決まりもなかったので、その辺がまだ甘かったんですね。配線がぐちゃぐちゃだったり、水漏れがあったり。そこから直して、直して、最後にはよろこんでいただけたのでよかったのですが、途中の騙されたって言葉が本当に響きました。」
森社長:「お客様からの一言をきっかけに、森住建では、関わる職人さんを100人以上集めてお客様の満足度を高める研修を必ず行うようにしています。なぜそれをやっているかというと、僕は1棟目のそのお客様から言われた言葉がすごく悔しくて、そういう想いを2度とお客様にさせないために、「ちゃんとした家を、ちゃんとつくりましょう。工務店としても、業者さんとしても、各々の仕事を各自がきちんと責任を持って仕事やりましょうよ」ってことを伝えていくようにしています。」
森代表:「親方はわかっているけど、社員や孫請けまではなかなか浸透していかないんですよね。それでもできる限り職人さんを連れてきてくださいねと言って、極力来ていただくようにしています。「心という字に騙された、社長に騙された、森住建に騙された。」そんな言葉は2度ともらわないようにしましょうって。だから、お客様の満足度を高める研修もするし、社員研修もする。いくら社長がいいものつくろうといっても、社員に浸透しなきゃわからない。今では、社員も50人を超えて、社員が真剣に取り組まないといい家はつくれません。そのお客様がいい意味でも悪い意味でも僕の心に残っていて、会社の幹になっていますね。」