リノベーションはスタイルではなくて、生き方、考え方。STORE IN FACTORY代表・原さんに聞いたリノベーションの本質とは

2018.2.17
storeinfactory

再開発で注目されている「ささしまライブ24」にほど近い、中川区百船町に位置する「STORE IN FACTORY (ストアインファクトリー)」。店内に所狭しと並ぶ古道具や古材は、代表の抜群のセンスでバイイング。「Re couture」= 再仕立てをテーマに「古い物」という素材を使って製品を作る製作所です。

 

今回は代表の原さんにSTORE IN FACTORY誕生の苦労や、リノベーションとの出会い、笑いあり涙ありのご自身の家づくりエピソードなど、興味深いお話をいろいろとお伺いしてきました。

 

どの国、どの年代かも特定しないお店。
store in history(ストアインヒストリー)の誕生。

 

storeinfactory
今回お話を伺った代表の原佳希さん


もともとは教育者を心指していたという原さん。ストアインファクトリーを立ち上げるまでにはさまざまな苦労があったそうです。

 

原さん:「教育大学を1年くらいで中退したのちに、父がやっていた大須の古着屋さんで、働いていたんです。2006年に父の会社から独立して、古着屋さんを引き継ぐ形で<マジックチルドレン>という会社をはじめました。」

 

storeinhistory storeinhistory
オープン当時のstore in history

 

2008年の2月には、新事業として東欧などのブランドとアメリカのヴィンテージ古着を組み合わせた服の提案をする「store in history(ストアインヒストリー)」を大須でスタートさせます。

 

原さん:「開店するにあたり、友人のファッションデザイナーにお店のディレクションをお願いをして、大きな枠組みをつくってもらいました。

 

例えば、「国を特定しにくい」「どの国って特定しないもの」「どの年代かっていう時代感もないもの」をつくりたいっていうのを友達が言って、それってどういう空間なんだろうっていうのを僕がリサーチをしてつくり上げていきました。

 

「ストアインヒストリー」ですから、歴史の中にあるお店みたいな意味合いで、ベルリン、ワルシャワ、ウィーンなどの東欧のブランドとアメリカのヴィンテージ古着を組み合わせた提案をしていました。」

 

storeinfactory 歴史


原さん:「今でこそ普通にはなりましたけど、10年くらい前に流木を天糸でつって洋服をかけたり、漆喰やジョイパットみたいな材料で壁を塗りまくったり、古材をたくさん使ったりとかね。

 

家をテーマにしていたんで、ゾーニング的にキッチンぽいもの、ダイニングぽいものっていうので服屋をつくりました。」

 

突然訪れた店舗の立退き

 

原さん

 

2010年、突然の立退きを勧告されたストアインヒストリーにある転機が起こります……。

 

原さん:「引き続き服は売れないまま、お店がつぶれかけていました。もうやばい!会社がもうだめだ、このままじゃ……ってなったときに、ストアインヒストリーが倉庫として借りていたところが立ち退きになっちゃったんですよ。会社はもうつぶれそうだし、最悪だなって思って、探して見つかったのが現在の場所だったんです。

 

ストアインヒストリーはつぶれそうな状況だったので、ただの倉庫の移転ならだめになるからと思い、抱えていた在庫を処分できる、お金に変えていけるような店舗兼倉庫にしたいと思っていました。

 

なので、店舗なのに明らかに倉庫みたいな物件がよかったんです。立ち退きを迫ってきた会社さんに相談して、ここを出るんで、倉庫を探してください。って言ったんですよ。それで、彼らが見つけてきてくれたのが、この倉庫の向かいの倉庫でした。そこはいまいち気に入らなくて。「まー難あり物件ですけど、となりも空くんですけどね」って言われたのがここだったんです。」

 

絶対にここしかない!運命の倉庫との出会い。STORE IN FACTORY (ストアインファクトリー)の誕生。

 

storeinfactory 外観


原さん:「倉庫に入った瞬間、超気に入ったんです。絶対にここしかないと思いましたね。トイレもなければ、水道も通ってない。大家さんの意向としては、リフォームをしてまで貸したくはないだったので、じゃあこのままでいいんで借ります。ってことで店舗兼在庫置場として、ストアインファクトリーがはじまりました。」

 

storeinfactory 初期
オープン当初のストアインファクトリー


原さん:「当時は、とにかくお金が必要だったので不良在庫とか、古着屋さんで使用しているようなアンティークの什器。そういう壊れて戻ってきたものとか、お店のイメージと合わなくなって戻って来たものとか。そういうものもいっぱいあったんです。」

 

storeinfactory 外観


原さん:「でも僕自身、物を捨てられない性分なので、捨てずにとっていたんです。そういうものがここには、たくさんあって、それを安くてもいいから現金に変えれば、大須でやっていた古着屋さんの売り上げプラスアルファくらいにはなるじゃないですか。

 

クリエイティブじゃない仕事をやるのは本当は嫌だったんだけど、本当にお金がないから奥半分は古着の在庫にして。あとは僕がコレクションしていたおもちゃと、什器の不良在庫を置いて売っていました。」

 

初めての本格的なオファー

 

storeinfactory店内


原さん:「先ほどもお話したように、ストアインヒストリーへよく来てくださったお客さんが、「内装いいね、これってどこでやってもらったの?」「僕たちが作ったんですよー」とかっていうやり取りはよくあったんですよ。「面白いじゃん。うちもやってよ」「冗談やめてくださいよー」っていうのばっかりだったんだけど、本格的なオファーが初めて入ったんです。

 

それまでは、オファーがあったとしても断っていました。自分のリスクでやるからこそ、できる空間っていうのがあると思っていたので、ヒストリーみたいなことはできないのではっていう想いがずっとあって、断っていたんです。でも、そのお客さんに「僕たち、どの国でもどの年代でもないような不思議な店が作りたいんですよ」って言われて、これって、ストアインヒストリーのコンセプトと一緒じゃないですか。なんか断るのは違う気がして、このお客さんとなら共有できるかもしれない。やって見ようと思ったんです。」

 

その名も「イタコ作戦!」

 

storeinfactory インタビュー

 

本格的なオファーが入ったストアインファクトリー。仕事の受け方は原さんが独自に考えた「イタコ作戦」でした。

 

原さん:「自分たちの店だからヒストリーのような空間ができたけど、クライアントワークにするとできないってことをお客さんにも説明をしました。そこで考えたのが、僕が施主さまになりきってしまえば、自分の店をつくることになるんだから、できると思ったんです。それは住宅も一緒で、これはのちに「イタコ作戦」と呼んでいて、いまだにそのやり方で仕事を受けています。」

 
初めて手がけた内装
一番最初に手がけられた美容室の内装


原さん:「特に、自分が経験のあることならやりやすいんですよ。お洋服屋さんやマンションリフォームとか、職種は違うけど、母親が美容師で、父親ももともと美容師。妻も美容師なので、なんとなくわかるんです。

 

だから美容室も得意。こうして、自分の経験や体験を切り売りして、自分自身のことにしてしまわない限り、DIYのような感覚で、何か空間を作ってくことは不可能だと思うんです。

 

このお店の内装をやらせてもらえたことがきっかけで、イタコ作戦のような方法を取り入れれば、なんとかDIYの本質を保ったままクライアントワークしていけるんじゃないかって思えたんです。これは僕の中での秘密みたいなもので、すごくいいやりかた見つけた。これからの時代のコンパスみたいになるんじゃないか、対価としてお客さんとリスクをともに抱えて、問題解決に向かっていくっていうやり方ってすごい時代に合ってるなって思えたんです。僕がリノベーションに出会う前のことでした。」

 

順番は逆?リノベーションとの出会い〜激動の年へ

 

storeinfactory


2011〜2012年はリノベーション界の老舗会社との出会いにより、ストアインファクトリーにとって激動の年を迎えることとなります。

 

原さん:「ある巡り合わせがきっかけで、リノベーション会社の方と仕事をすることになったんです。その方と話していると、ある共通項を見つけました。

 

僕が出会った「イタコ作戦」と呼んでいたストアインヒストリーをお客さんに分け与えていくようなやり方。条件としては自分でつくる。廃材とか、身近にあるものを使っていく、この共通項がその会社さんの考えと同じだったことです。それに加えてコンセプトをすごく重要視していました。うちがストアインヒストリーをつくったときも、依頼を受けたお店をつくったときも、架空のコンセプトを立てたんですよ。想像力を要する空間づくり、それはその会社さんと共通してたから面白かった。そしてその方は、「原くんリノベーションっていうのはね」って、リノベーションのイロハを教えてくれたんですよ。

 

僕がやってきたことってリノベーションっていうんだって。順番は逆なんですけどね、じゃあこれ僕やってきたい!ファッションもダメ、教育もダメ、なんか自分の表現方法、生き方として、辿りついたリノベーションっていうのが見つかってうれしかったですね。」

 

ストアインファクトリーの確立!新時代の幕開け

 

ststoreinfactory インタビュー


原さん:「ファクトリーは最初、不用品を直したりしていたんだけど、内装をやってくうちに何が必要なのかがわかってきたので、そういう要素を持った材料屋になって行きたいなって思ったんです。アンティークの建具はマストだと思ったし、照明器具はかなり差別化していく上では重要だと思いましたね。

 

このあたりから僕の中でも矛盾していくんだけど、でもやっぱりストアインヒストリーをつくったときのようなつくり方。古いものとか、今あるものの中で、要は身の丈にあった形で形にしていく工程を面白いと思ったから、ちょっとずつストアインファクトリーがなんなのか僕の中でわかってきたんです。

 

ファクトリーでつぶれかけた会社も支えられるくらいにはなったんです。なので、ストアインヒストリーも続いてて、利益は相変わらず出てないんだけど、僕がやっていた内装とかでお金はでるから、とにかくそっちに回して、僕はこっちで内装や材料屋さんをやりながら、大須の店の方に回して好きな服屋さんを運営するっていうのが何年が続いていきました。

 

また、その年はいろんな人と縁があり、ストアインファクトリーが成長していくきっかけにもなったんです。この年は僕の中では新時代の元年。僕の中ではこれからも忘れなれない1年ですし、この年にストアインファクトリーの方針も決まりましたね。」

 

古材とアンティークを組み合わせた家具製作

 

storeinfactory店内
古材とアンティークを組み合わせたオリジナルのダイニングテーブル


原さん:「買い付けに関しては、椅子はたくさん買えるけど、テーブルは1度に3、4台しか買えないので、じゃあテーブルだけつくろうかってなりました。もともとお店で古材の加工はしていたので、それを本格化させたいなってときに、斜め向かいにかっこいいなって思ってた物件が空いたんで、そこに<スタジオトラス>という工場をつくったんです。それから、僕たちの家具づくりがはじまりました。」

 

家具製作
初期の頃の家具。和箪笥を解体して、パネル状にパッチワークしたテーブル


原さん:「店内に置いてあるテーブルはほとんどそうなんですが、古材とアンティークを組み合わせて家具づくりをしています。今に至る経緯としては、材料の販売が一番。次は古材を使った家具の製作。そういったやり方の中で、できる空間やアンティークを使った演出。リノベーションもその中の一つ。この3本柱がストアインファクトリーの仕事です。」

 

目指すのは概念の提案

 

ソーシャルタワーマーケット

 

こうして現在では、資材の販売だけにとどまらず、「リノベーション」「結婚式のディレクション」「店舗デザイン」「ライブのセット」「イベントの空間演出」「家具のデザイン」と幅広く手がけています。

 

原さん:「一番最初の根本はヒストリーをつくったこと。少ないお金とたくさんの仲間。こうしたいという強い想い。圧倒的に信頼できるディレクター。僕はゼロから1は不得意だから、なにかきっかけがもらえれば形にしていくのは得意で、きっかけをもらえれば、この時代へのヒントがある気がしているんです。そういうのをやっていきたいですね。」

 

storeinfactory結婚式
ウェディングの空間デザインも手がけられています。


原さん:「リノベーションはあくまでも商品なので、僕は概念を提案していきたい。だからイタコ作戦も仕事の仕方として面白いと思うんですよ。できるだけ相手になる。相手の気持ちになってっていうけど、どこまでがそうなのか。そこを透明にしていきたいですね。建築業界は僕からするとすごく違和感があるんです。

 

ブラックボックス化してることがたくさんあって、最初はみんな思うんですよ。おかしいなって、それが3年とかすると当たり前になる。僕はできなくて、わかんないものはずっとわかんない。僕たちがずるいのは材料屋さんなんで、これが住宅屋になるとあれだけど、僕らはどこの会社さんとも取引があって、ここで買わなくてもアンティークはどこでも買えるわけですから、うちで買う以上はそういう話をしていきたいなって思っていますね。」

 

小屋
イベントのための小屋の製作。
 
storeinfactoryイベント
東京のゴーグリーンマーケットに出店したときの様子


原さん:「もっと自由な建築。そういうものをもっと目指していけたら楽しいのになって、去年自宅をリノベーションしたときにすごく感じたんです。僕らはビジュアルの面をすごく求められるわけだけど、そうじゃない。アンティークってガタガタしてるし、傷もあるし、めちゃくちゃ不便なんですよ。

 

どんな形をした家で、どんな配置でっていうのを求められるんだけど、僕としては、せっかく出会ったお客さんとは結果的には、どんな家に住むかより、その家でどう暮らしていくかを一緒につくっていきたいですね。例えば夫婦の関係性だったり、家族のあり方、核家族化することで失われたことってなんだったのかとか、感覚的に気づいてもらえるような。そこに気づいてもらえたら、うちのミッションとしてはやれたかなって思いますね。」

 

パンク精神!D.I.Y=do it your self

 

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私もこれまで「DIY」という言葉を当たり前のように使っていましたが、原さんにお伺いするまで、根本的な意味を知りませんでした。

 

原さん:「DIYって、do it yourself じゃないですか。自分たちでつくる。それはマインドの話で、60年代にパンクロックが生まれたときの精神なんだけど、要は相談を受けたときに、「おまえ、それ自分でやれよ」これがDIYで、ちょっと突き放すような感覚。自分のことは自分でやれよっていうね。それがファッション化して、日本語英語になってDIYになったんです。

 

これって究極ですよね。みんなが自分のことを自分でやるようになってきたから。そこをDIYという言葉だけが動き出しちゃうと、大切なものが失われていく。僕はそれを本当の意味はこっちにあるんだよって。全員にわかって欲しいわけじゃないんですけど。リノベーションだって僕にとってはかけがえのない言葉だけど、世の中ではリノベってなっちゃってて、僕はその言葉は関係ないと思っていて、本来含まれている意味を提案していける店でありたいですね。」

 

東日本大震災での気づき

 

身の丈ハウス

 

原さん:「東日本大震災のとき、カナダにいたので震災が起こったこと知りませんでした。震災が起こったことを聞いてから、日本に戻ってすぐに、被災地に行きました。僕らは南相馬市と石巻に行ったんですが、ゴールデンウィークに行たので、結構物資は集まっていたんです。どうせならメディアに取り上げられていなくて、困ってそうなところに行こうって。そんなときに、NHKの記者の人に仮設住宅じゃなくて、体育館で避難してる人たちは困ってるらしいよ。という情報を聞き小学校に行きました。」

 

 

東北地震
このときに見た光景や現地の人たちとの交流が、その後のストアインファクトリーの在り方につながっているそうです。


原さん:「避難してる人たちは、それぞれのスペースをダンボールで仕切っていたんですが、驚いたのは子どものいる家庭ではダンボールに全部落書きしてあったんです。「ここぼくんち」って。こんな究極な状態でも自分が自分であるとか、自分のものは自分であるみたいな。むしろこういうときだからこそ、必要になってくるのかな?って思ったし、僕がずっと思ってきた世の中ってこれだなって思いました。

 

要は、国はこんだけ借金があるのに、何も不自由じゃないことの方がおかしいじゃないですか。仮設住宅みたいな状況の方が日本の本当の状態を可視化してるものだとしたら、これが自分にとって現実だなって思ったんです。だから、ダンボールに絵を書くことで、差別化してるのがうれしくて、他人は他人であるみたいな境界線をつくってくことが。住宅ってそこから来てるのかな?とも思ったんですよ。」

 

空間づくりのコツは”制約を楽しむこと”

 

storeinfactoryインタビュー


原さん:「空間づくりのコツは1つだけあります。”制約を楽しむこと”。天井は低いけど、部屋が広いとか。ルーフバルコニーや屋上の部屋みたいな場所も、見る角度によってはかっこいいし、見る角度によっては大変。4階建ての階段は結構大変だよね。でも、そこまで上がればこんだけのものが手に入るよって。

 

制約を楽しむってことは、僕が福島でみたそれも一緒。制約の中で、どんな状況でも楽しめる力。僕にとっては自分のマインドであり、それが1番重要。空間演出を通して、そこを出していきたいんです。例えば、親の家をもらえるんだけど、なんか親の力を借りるってイヤだから3LDKのマンションを買いました。って、なんかださいなって思っていて、親がくれるならラッキーじゃないですか。親がくれるものは古い形をしてるんだけど、制約がある代わりに35年もローンを組まなくていいなんて、むちゃくちゃラッキー。でもそれを受け入れられない人は多くて、そういうのを「もらいましょうよ」って言っていける人間でありたい。」

 

コンセプトは「身の丈ハウス」

 

storeinfactory店内


2016年、原さん自身もご自宅をリノベーションされたそうです。そのときに感じた想いもお伺いしました。

 

原さん:「僕みたいな考え方ってマイノリティだってわかっているんですよ。でも、僕はそういう身の丈だから、僕が家をつくったときのコンセプトも「身の丈ハウス」だったんです。借金はせずに、キャッシュでできることだけやっていこうって、予算も決めて建築屋さんや妻にも身の丈にあったことをやってこうねって伝えました。

 

なのに、床を決めるときだけ、すごい欲がでてきたんです。自分の家をやる前は、なんでお客さんたちって、簡単に自分のルールを破ってでも、もう100万って予算をアップするんだろう。思考が停止してるなって、思ってたんです。ところが、自分がその立場になると、欲がでてピンタレストとかで探して、めちゃめちゃ変わったヘリンボーンにしたいなって(笑)。」

 

リノベーション
リノベーション前の身の丈ハウス


原さん:「そしたら、建築屋さんと大げんかになりました(笑)その人は僕のことをすごいわかってる人で、「原さんが身の丈ハウスって言ったんじゃないですか、なのに、ここでお金かけたら全部が台無し」って言われて。

 

そこで僕は、「僕が施主だし」って態度をとっちゃったんです。そしたら建築屋さんが原さんがそれをやるなら降りるって言いだして……。僕が施主ですからって、絶対的なヒエラルキーじゃないですか。僕が実現したい建築業界ではやっちゃいけないことだって気づいたんです。」

 

涙の餃子パーティー

 

インタビュー


原さん:「関係を修復したくて、小さい家で餃子パーティーをやったんです。建築屋さんと手伝ってくれる塗装屋の友達も呼んで。今住んでいる新しい家よりも小さい家で、インテリアとかもかっこよくなくて……。でもそれがめっちゃ楽しかったんですよ。」

 

たこ焼き
餃子パーティーの様子


原さん:「そしたら、建築屋さんが涙を浮かべて、「原さん次の家に引っ越さなくていいよ」って言い出して。こんなに楽しい家族がいて、狭いとこだけど、餃子をみんなで食べることができて、これ以上何がいるんですか」って。

 

ポロポロ涙を浮かべて、僕もポロポロ、妻も涙。僕はなんで、こんなことでけんかしたんだろうって、奥さんともけんかして、今、すべてあるのに。一番大切なこれだけは絶対持ってこうと思ったんです。」

 

身の丈ハウス
こちらが完成した身の丈ハウスの床


原さん:「この感じを、どんな家にもね。それで建築屋さんのことをより好きになったし、僕はそういう風でありたいなって。ずっと同じとこにいる貧乏自慢じゃなくて、伸びてくのはいいけど、一番大切なものを置き去りにしていくんじゃなくて、いつも持っていけると僕らの仕事もやっと完了かな?って。そういう風には思いましたね。

 

なので引き渡しの日には、みんなで大泣きしましたね。それでも床はめっちゃ変な風に貼ったんです(笑)「お金をかけるのは許さん」って言われたので、友達に来てもらってみんなで手作業でね。それこそがDIYですよね。お金を余分にかけたくなければ。床だから綺麗じゃなきゃいけないよねって言っても多少はいいじゃないですか。床が浮いてきたら、打てばいい。DIYはユアセルフなんだっていうマインドを持って、まずやってみることが大事ですね。」

 

storeinfactoryスタッフ


ストアインファクトリーの店内に入った瞬間、「あ、ここが好きだ」と感じるロマンチックさが広がっています。ここに来たら何か見つかるかもしれない!そんなワクワクさがめいっぱい詰まっている場所です。

 

代表の原さん自身も少年のような、とても魅力溢れる方でした。まずは、お店に訪れてみてください。古いものに惹かれる、アンティークやヴィンテージが好き、JUNKなものが好きな方たちにとっては本当に天国ですよ。

 

店舗紹介の記事はこちら
https://life-designs.jp/magazine/store-in-factory/

 

【STORE IN FACTORY(ストアインファクトリー)】
住所    :愛知県名古屋市中川区百船町5-6 MAP
電話番号  :052-351-5059
営業時間  :平日:12:00〜20:00/土曜日:11:00〜19:00/日曜日:11:00〜18:00
定休日   :無
web             :http://www.storeinfactory.com/
Instagram:https://www.instagram.com/storeinfactory/?hl=ja