【後編】常滑の「やきもの散歩道」をぶらり散策してみよう。

2019.4.27

愛知県西部にある知多半島に位置する・常滑市。常滑は古くから焼き物の産地として栄え、最も盛んだった昭和初期の風情を随所に残すのが「やきもの散歩道」です。明治から昭和にかけてのレトロな雰囲気は、映画の撮影場所としても使用されるほど。

 

前編に引き続き、「やきもの散歩道」をぶらり散策してみたいと思います。


【前編】常滑の「やきもの散歩道」をぶらり散策してみよう。

 

 

国の重要有形民俗文化財にも登録されている「登窯(陶榮窯)」

 


こちらの登窯(陶榮窯)は、1887年(明治20年)頃につくられた窯で、1974年(昭和49年)まで実際に使用されていました。日本で現存する登窯としては最大級!国の重要有形民俗文化財にも登録されています。

 

傾斜角約17度、8つの焼成窯、高さの異なる10本の煙突が特徴です。こちらの道をあがって登窯を一周すると、煙突を見学できるということなので、さっそく行ってみましょう!

 

 

巨大な登窯の背面には、高さの異なる10本の煙突が並んでいます。圧巻!

 

 

窯の内部も当時のまま残され、2007年(平成19年)年11月には、近代化産業遺産にも認定されました。

 

 

再び、コールタールの黒壁に囲まれた小道を進んでいきます。道のサイドには、窯元や常滑焼のショップが立ち並びます。お気に入りの器探しをしても楽しそうですね。

 

 

散策開始から約1時間が経ち、そろそろお腹が空いてきました。ランチできるお店を探しましょう!

 

 

自家製カレーが味わえる「MADOYAMA」

 

 

 

ということで、大通り沿いにある古民家カフェ「MADOYAMA」にやってきました。

 

 


1階は地元作家の陶器や服飾雑貨・文具・キッチン物など、毎日の生活を心豊かにする商品をセレクトしたショップになっています。オリジナルブランド「REAL」の帆布バッグなどもあります。

 

 

2階はカフェになっています。野菜をじっくり煮つめ、数種類のスパイスと合わせた自家製カレーが自慢の一品とのこと。

 

ランチはこちらの5種類

・ベジタブルカレー  ごはん:¥1,200 パン:1,300
・ミートカレー    ごはん:¥1,200 パン:1,300
・バターチキンカレー ごはん:¥1,200 パン:1,300
・タンドリーチキンプレート  ¥1,200
・スープランチ        ¥1,300

※すべて税別表記


おすすめという「ベジタブルカレー(¥1,200+税)をいただいてみましょう。

 


すべてのランチにはたっぷりサラダとドリンク(コーヒー、紅茶、ジュース)がついています。これだけ野菜をたっぷりいただけるのはうれしい!

 

 

10種類の季節の野菜がのっている「ベジタブルカレー」。かぼちゃ、ゴボウ、おくら、れんこん、玉ねぎ、にんじんなど、どの野菜もやわらか〜く煮込まれています。特に玉ねぎの甘さには驚きました。カレーもスパイスが効いていて本格的な味わい。

 

 


ランチセットのコーヒーと一緒に、自家製のパンナコッタ(¥450+税)もいただきました。小さなアイスクリームもトッピングされ、3種類のソースの組み合わせも選べます。

 

・黒蜜きなこ    + バニラアイス
・ベリーソース   + いちごアイス
・キャラメルバナナ + チョコアイス

 


スイーツも充実しているので、ティータイム利用もおすすめですよ。

 

【MADOYAMA(まどやま)】
住所   :愛知県常滑市栄町3-111
電話番号 :0569-34-9980
営業時間 :10:00〜17:00
定休日  :お問い合わせください

https://www.facebook.com/tokomado

 

 

おいしいもの、かわいいものが大集合!「暮布土屋通り」

 

 


ランチのあとは、MADOYAMAの隣にある「暮布土屋通り」へ。こぢんまりとした趣ある路地に、パン・うどん・雑貨などのお店が並びます。

 

 


メロンパン(※写真はミニサイズ)

 

手作りパン工房「風舎」。手づくりのもっちりとした食感が特徴のパンが味わえるお店です。名物はメロンパンです。生地にクルミが練りこまれています。クッキー生地はうすめでカリッとした食感。

 

 


オリジナルデザイン雑貨とかわいい小物などが並ぶ「STUDIO35」。

 

ほかにも常滑牛乳のソフトクリームが味わえるお店や、土鍋カレーうどんが名物のお店など、グルメから雑貨まで、さまざまなショップが並びます。

 


一角には、昭和33年に築造された角窯も。酒・酢・ソースのメーカー向けに1斗瓶(焼酎瓶)や、漬物用のカメ(広口瓶)を焼いていたのだそう。1972年(昭和47年)まで実際に使われていました。

 

 


やきもの散歩道もいよいよラストスパートです。

 

 

最後は、「煙突のある風景」を見に行きましょう。現在では使われることのなくなった石炭焼成の煙突や、黒壁の工場がそのままの形で残ります。

 

こちらでは、おじいさんがスケッチをされていました。この場所以外にも、やきもの散歩道のさまざまな場所でスケッチをされている方がいらっしゃいました。それくらい、常滑は”絵になる風景”がたくさん残る場所です。

 

 


常滑駅に向かう道は「とこなめ招き猫通り」と呼ばれ、常滑ゆかりの陶芸家39人が作ったさまざまな招き猫のオブジェが飾られています。

 

約2時間ほどで、散策終了です。窯元やショップをゆっくり見たいという方は、もう少し時間がかかるかもしれませんね。(平日はお休みのお店も多いので、事前に要チェック)

 

常滑の焼き物の歴史や文化も学べ、おいしいグルメも堪能でき、ショッピングも楽しめる「やきもの散歩道」。ルートには看板も多く設置され、休憩ポイントも豊富なので、散策初心者という方にもおすすめです。週末は常滑で焼き物の魅力に触れてみませんか?